自分の2022年を捧げた人について

メンタルが弱い人が(自分的に)語気強め+センシティブな話をしているので、何かあったら消える可能性が高い記事です。何かなくても消える可能性が高いです。

この記事内容の殆どが今年の夏頃に書いたものです。誕生日に合わせ一部加筆した上で再投稿します。お誕生日おめでとうの割には愛憎入り乱れているのでただただ幸せに祝いたい人は閲覧注意。

あるもの―人にハマって半年以上が経ち、自分の心の中での時効を一旦迎えたのではないか、と思ったので書くことにした。とはいえ、書き終わってから改めて読み返すと全然まだまだ引き摺っているような内容だったので、全くそうじゃないのかもしれない。

お久しぶりです。あれから就活は正直上手くいっていませんが、それでもなんとか生きています。

前置きはここまでにして、時効、もといここ半年くらいの話をします。

時効、とは一体何かというと、前回の記事で書いた「趣味に関しての色々なゴタゴタ」「件の趣味に関するやつが、遊助にハマった時みたいに過去を追っていくもの」「罪人的人物」です。

その人物は別に時効を迎えたわけじゃない、というか時効なんてあるのか?一生その咎を背負って生きてくれや……という感じではあるのですが、丁度その事件から1年くらい経ったということや、その人物が別件とはいえ取材を受けた記事が様々な雑誌で出始めてきたこと、その人物が本来出る筈であったライブのDVDが発売されたり…もあるけれども、一時期よりは自分もその人に対しての感情が落ち着いてきたので、こうして書くことにしました。

去年の今頃事件を起こした、「一生咎を背負ってくれ」と言うほど重い事件の人物、そう、

鈴木達央だね。

叶、遊助とパフォーマンスや魅せることに関しての妥協を許さないエンターテイナーかつダーティな雰囲気/バカな雰囲気を纏っているものの人望が厚く今でも新たな仕事を日々こなしているような人ばかり好きになり取り上げてきましたが、はい。去年の今頃スキャンダルを犯して現在進行形で思いっきり干されてる人物ですね。「この作品の続編ないのかなあ」とか「このキャラ復刻来ないのかなあ」と純粋なツイートを見かける度に罪悪感で胃を痛め、Twitterのトレンドに名前・それに類似する名称が上がっただけで未だに胃がキュッとなり、様々な作品の役続投文を読んではやったーとか良かったとかよりも「そんな文書かせてごめん……」が真っ先に思い浮かぶ、自分からも名を挙げることが怖いような人―声優というべきかに、今年の二月から好きだなあ、と思うようになってしまった。それに対する諸々が(当初よりは)落ち着いてきたので書いている、結論だけ言うとこんな感じです。

原因としてはうっすらと前回書いていたのですが、うたプリASを衝動的に買ってしまい、「黒崎蘭丸ってやっぱかっこいい人だったんだな…………BRIGHT ROADええ曲やんけ…………」から色々黒崎蘭丸やうたプリでの活動を見たり読んだり聞いたりして、そこから演者本人のブログに行き着いて、「あ、この人ってこんなに真摯に仕事する(演技に向き合う、日本語と向き合う)人だったのか」と、胸を打たれてしまった。「どうしてそんな人があんなことをしてしまったのだろう」、「こんなに黒崎蘭丸だけではなく、色々なキャラクターと向き合ってくれていた人の新規IPを見ることが難しくなったうえに降りるのか(魔王学院や東リべ等の方を見る)」と、強い呪いを残していったからだ。どうしようもなく辛いし許せないけれど、どうしようもなく目が離せなくなってしまった。最近出たパッシュの魔道祖師ラジオドラマのインタビューを読んでも相変わらず饒舌で、1ページに収まらなかったのか個人的に知りたかった話題が記事に載ってないことに逆に安心して、より好きだと感じてしまった。

演技や向き合い方に惹かれたこともあり、あまり表で直接言っては来なかったが、それから一気に色んな過去作品を履修している。うたプリサーバント×サービスとなりの怪物くん、魔王学院、ブレンド・SFree!、魔道祖師日本語版ラジオドラマ、グランブルーファンタジーウェールズ三兄弟関連。前からやっていたアークナイツのアオスタピックアップで引くために結構な額を費やし、前から気になっていた忍び、恋うつつを買い、買っただけでやってなかったFF15も最近手を出してクリアした。泣いた。多分人生でゲームやってて1番レベルかもしれん。表で口にしなかったり暈していただけで、色んな作品を知って見ては延々と「どうしてこんなことに……」と溜息をつく毎日を一時送っていた。

あと、「なんかもう本当迷惑かけてごめんなさい!!!!」と奥様の曲も聴くようになり、仕事情報も時々調べるようになった。毎日仕事が立て込んでるにも関わらずエネルギッシュでパワフルな歌声で、ファンに対しても真摯でとてもいい奥様だと思った。だからこそ何してんだよ…………ライブ中止させんなよバカ………………

ラジオとかのトークは口悪いし平然と下ネタエロネタを始め攻めた話をするし、果てには不倫からの情報漏洩コンボをキメた上に謝罪等の鎮火行為に半月くらいかかったので(事務所とかの大人の事情もあるだろうけど某行為未遂疑惑があるからさあ……) 正直一番は演技や演技に関する話、作品やキャラクターに対しての話をしている姿がただただ見たい/聞きたいオタクなこともあり性格?とかに関してはもう………………知らん………………わからん………………もう二度と変な問題起こさなければいいや……………………と呆れたような感じである。情報漏洩に関しては「実はしていませんでした」みたいな話もあるらしいが、情報が入り乱れすぎてどこから本当でどこから嘘なのかわからない領域になってきている一年以上前のことをこれ以上詳しく詮索するつもりもない。とはいえ、別に自分は演技をする訳では無いものの、同じ人間であるからこそ、人としてはカスな行いをしたからこそいつまでも偶像の皮を被っていなければならないことってとても大変なんじゃないか、人として見て貰えないことは苦しいことなんじゃないか、それこそ「やっぱつれぇわ」的な一言も発せないのは……等と考えてしまい、結局は肉体の写真を見て生存確認をしてしまう。でもまあ某行為未遂疑惑があったせいで写真を見ても「本当に生きてるのか……?あと鼻あたりにあったホクロ切除したってマジ…………?」と毎度思うので、現地とかライブビューイングでfps単位で動いて喋ってる姿を見ることでしかこの感情は昇華できないのだろうなあ。とか言ってたら某ナレーション映画関連で映像出ましたね。正直髪型…………どうした…………?一般人かぶれしやがって………………ロックやめた瞬間そんな一般人のようになりやがってよ………………あの尖った感じどこいったよ………………みたいな丸くなったらなったで複雑な気持ちが芽生えたので人間の感情ってわからない。

もうとにかくそれくらい、馬鹿なことしたよねって、まだ社会人にもなっていない人間でもわかる。

人生棒に振ったよねって思う。

それがやっぱどころではなく素直につれぇよ…………………………

フォロワーにここ最近黒バスに再燃した方がいるんですけど、「高尾の演技とかキャラソンとか良かったからこそ辛いしキツい(要約)」と仰られてたりとか、ラジドラでパブサしてても「魔道祖師のラジドラ気になるけど声優がやらかしたあの人だから無理」というのを結構な頻度で見かける度に、こっちがしんどくなる。黒バスのアニメに関してはほぼほぼ未履修だからなんとも言えないけど、「声優そんな詳しくないけど昔高尾好きだった影響で名前見かけるとお前かー!!みたいな反応しちゃう(要約)」という別のフォロワーもいるし、魔道祖師のラジオドラマに関しては二期後編からのあの弱りっぷりと普段の煽りとのギャップや玄武洞の熱出したところバカクソ可愛かったり忘羨の歌い方すっごい優しくてビックリしたり今までの本編の元気な積み重ねを良い意味で打ち崩すような絶望的な夷陵老祖が出てきたりで、総合して「どこまで考えて演技してるんだ……?」というのを毎回毎回思っているし、「それくらい良い演技する人だから聞いて/見て欲しい」と思っても、あの2コンボ(もしくはそれ以上)のせいで、そもそもとしてその名を出すこと自体はばかられる、いわばヴォルデモートのような状態なのもあるけれど、人によっては一生開くことがないくらい入口を思いっきり塞いでしまった。「フォロー外から失礼します!拒否反応出るのわかるけど1回見て/聞いてくれない!?」と炎上を恐れず言える強火オタクだったら良かったものの、「いや拒否反応出るのもしょうがないよそれは……」と普通に拒否反応が出ることに対して理解できるからこそ余計辛く、だからこそ「この人(の演技)が好きです」と名指しで言いたくても、「2022年にもなってコイツ好きになったとか正気か!?!?」とフォロー外から凸られるかもしれない、そうはせずとも確実に悪印象を与えてしまうだろうなあと、この数ヶ月不安でしょうがなくて、ひたすらに検索避けをしながら、自分しか返信できない機能を付けてツイートする日々を送っていた。エンタメ界の不倫というか男女間のトラブルは日々起きていて、自分が思うよりも世間一般的には風化されつつある、気にしてる人が減ってきたとはいえ、怖いものは怖かった。いやでもどうだろうな…この前別件をTwitterで調べようとしたとき検索候補に「(下の名前) 無理」って一番上に上がってきたし…やはり風化していないのかも…とか言ってたら同職である別の人の件で蒸し返されて草。草では無い。最初こそ失笑していましたが段々と普通にメンタルやられたので数日Twitter控えました。本当一生ネタにされて蒸し返されるようなことすんなよ何しとんだ………………

幸せになってくれとは言わない。正直そう願ってしまう自分がいないと言ったら嘘になる。「憶測の押しつけや悪意で人は死ぬし、人は壊れる、それを虐めと呼ぶのではないか」、「素直に書いたことが本当に伝わるといいな」そう言っていた人に憶測が飛び交い、流石にライン越えてるだろと思えるような誹謗中傷をいくつも浴びているし。

けれど、今こうして生きることが、降ろされずいくつもの役に繋ぎ止められ、人として今どうしているかも言うことが出来ず、もしかしたら一生声優「鈴木達央」として生きていかねばならないことが罰であるとも思っている自分もいる訳で。SNSが普及し、人々の活動を見ることがより容易になったこと、そんなSNSの普及によって見ることが容易になった人々の活動の一つである私生活に張り込んでいたが故に生まれてしまった記事であることも相まって、youの歌詞みたいなことを時々考えてしまう。あなたは今何をしていますか。あなたもころもちゃんの面倒見てたりもするんですか。今日も不倫してないよね大丈夫だよね?とか。でもYouTube活動は声優諦めたようにも映ってしまうので今は再開しないで欲しいとも思うバカクソ面倒臭いオタクなんだよなあ……声優としての側面が好きだからYoutuber>声優の比重になって欲しくはないので……


このブログの元々の名前は「好きなものについて話す場所」という名称だった。

私自身好きなものについて話すのが好きで、その魅力を人に伝えたいなという気持ちは勿論、自分の好意を明文化することで感情の整理をすることも好きだった。

どうしようもない人間だってわかってるけど、同じ人であるが故にそう思ってしまうのは、罪なのでしょうか。

「好きですけど何か?」と開き直ろうとすると、心の中で「(ファンと不倫した上に情報漏洩した男のことを好きと言っちゃ)いかんのか?」「いかんでしょ」のやり取りが自分の中で行われ、「だよねー。そりゃいかんよな」と頷いて結局暈した言い方や言わずに終わってしまう。結局のところ、自分は世間体に振り回された上でしか物事を好きだと言えないオタクだったのだと、この一件で気づかされた。


周りの目とかを気にせず、愛を貫けるオタクになるにはまだまだ時間がかかりそうだ。

だからどうか、他人に「推すこと」、「"推"奨すること」は極力しませんから。

不倫相手になれてしまうくらいのガチ恋勢レベルは絶対御免だけど、「大丈夫、次やらかさない限りはあんたの演技が大好きだ」と後方仲間ヅラして言えるような感じで、一人の声優を好きでいることを許してくれ。

実は、SNSのアイコンが突然真っ白になってから危機感を抱いて衝動的に書いたファンレターがある。しかし、出さないまま捨ててしまった。「人間性はあまり見たくないのに生きていて欲しいと願うことを書くってどうなんだ…?でもそれ相応のことしたよな…」と自問自答してしまうようなエゴの押しつけになってしまうのもあるけれど、「ファンレターの書き方」みたいな記事に従った結果修正液もガンガン使って認めたまでは良かったものの「そもそも手紙の向こうには人がいるしその人恐らく今滅茶苦茶繊細だぞ!!!!!丁寧に扱わないとダメなんじゃないか!?!???」という良心が芽生え、せめぎあった結果、「あっこれは出せねえな……」と封に入れて少し経ってからやめた。切手も貼ったし宛名も書いたのにもったいねー。かと言って愛憎の憎の部分を頑張って愛でコーティングする文を書くのは大変なんじゃ。

のようなことが、この半年と少しの間でありました。
表で簡単に口にできるものでもないから言ってこなかったものの、正直今年イチの旬ジャンル……ジャンル?まである。


こうして知る機会がなかったら魔道祖師を履修することもなく、忘羨でこんなにハッピーになることも、積みゲーの山に埋もれていたFF15を遊ぶこともなく、ゲームばかりやってきた人生で1番泣いたと言ってもいいくらい泣くこともなかったかもしれない。

冬期うつや時勢とぶつかり合ってここ十年で一位二位を争うくらいにメンタルがボロボロになることもなかったかもしれない。

そして、一人の人間にこんなにも愛憎を抱くこともなかったかもしれない。


知ったことでとても良いことも、とても悪いこともあった、禍根を残した人。

生まれてきてくれてありがとうとは言わないけれど、生きていてくれてありがとうは言わせて欲しい。

お誕生日おめでとうございます。

生きていてくれてありがとう。

魏嬰がでろでろに甘くボーイズラブしてる声とか人间纵我、聞きたいなー!

黒崎さんが2021年に出したソロ2曲、生歌唱で聞きたいなー!

アグロヴァル兄上の試練、ボイス付きで見たいなー!

これからもこの人のパフォーマンスで見たいものも聞きたいものも、いっぱいあるんだ。

人として良くない部分がある(あった)のはわかっているから、これから胸張って応援できるように、アイデンティティを見失わない程度にちゃんとした素行とパフォーマンスで見返してくれと切に願っている。

その名をサラッと出してしまっても気まずい表情をしなくても良い日を、私は待っている。